金融リテラシー教育を高校生が学べる授業が始まっています

貯金通帳

現在中学生・高校生では金融リテラシーを授業に取り入れています。

若い時からお金に関する知識を学び、老後までを豊かに暮らせるための施策です。

金融リテラシーとは

「金融や経済に関する知識や判断力」のこと。日本人なら特に通貨、日本円は生活の中になくてはならないシステムの一つ。

 

金融リテラシ-トは

引用元:三菱UFJ銀行 https://www.bk.mufg.jp/column/keizai/0013.html

 

成人年齢が20歳から18歳に引き下げられる

お金と成人の関係は深く、社会人や成人になれば自らお金を稼ぐことが求められます。

 

2022年4月の法改正により、日本の成人年齢は20歳から18歳に引き下げられ、お金との深い関りが2年早くなりました。

 

日本で18歳といえば、一般的に高校3年生のときです。高校を卒業すればすぐに成人となり、お金を借りることやクレジットカードを使うための契約を自分ひとりでおこなうことができます。

 

お金の勉強は高校生から始める

しかし、普通科の学校では18歳の時点でお金のことを学ぶ授業はありませんでした。

 

なので、成人になったからお金の契約ができるといわれても、本人たちは安心・安全なお金のやり取りを何も知らないため、危険なリスクが大きくなってしまいます。

 

そこで、今では高校の授業でお金のことを学ぶ授業が取り入れられています。

 

金融庁総合政策局総合政策課総合政策で作成されたお金の授業の内容を一部ご紹介します。

 

家計管理のポイント

家計管理のポイント

 

この内容は非常に興味深かったものです。私たちは家計簿をつけるとき、収入から支出を引き、残ったお金で貯蓄やちょっとした贅沢ができるか?を考えている方が多いのではないでしょうか?

 

しかし、高校生向けのお金の授業では、

 

収入ー貯蓄=支出 という計算を利用することを提示しています。

 

たしかに、この計算式だと強制的に貯蓄は固定され、支出の幅を調整することになり、無駄使いを減らすことができます。

 

そして、ライフプランニングの考え方を教えています。

 

ライフプランニングの考え方|高校生の金融リテラシー

引用:新しいお金の授業

 

将来の夢や希望、人生設計を考えることで、必然的にお金の使い方が決まってくるというものです。

 

「教育」「住宅」「老後」が「人生の 3 大費用」であり、低年齢のときから準備しておくべき事項であるわけです。

 

 

高校生向け授業動画「高校生のための金融リテラシー講座」等の動画も作成されていますので、興味のある方は参考にしてください↓

 

参考 ・中学生・高校生のみなさんへ|金融庁HP

 

まとめ

高校生のお金の授業の内容をみて、すでに長年社会人をしている私でもとても勉強になる内容と感じました。

 

成人年齢の引き下げにより、今までより早くから社会責任を求められ、高校生や中学生が授業でお金の仕組みや金融リテラシーを学ぶ授業が取り入れられることになる時代です。

 

これからの人生は低年齢からプレッシャーが大きくなるのかもしれませんが、

 

最大の目的は、日本全体がお金のことで格差が広がらず、一人残さず幸せな人生を築けるための考えだと思っています。

 

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